タイの学校に「性別超越」トイレ
- 素直に「うらやましい」かも。
- 2600人中200人って、7.7%。すごい比率だ。タイだから「カトゥーイ」(google:カトゥーイ)も含んでいるのかな?
- 確かに、トランスすること(性別越境)に偏見がなくなって、「自分の望む性別で生きていいんだよ」ということになったら、7%どころか、もっとたくさんの人がトランスジェンダーを名乗るようになるかもね。
- でも逆に、「典型的」な格好をしていない女子や男子が、自分の望む性別(女子/男子)用のトイレに行こうとしたら、「お前のトイレは、、あっち」とか言われて「性別超越トイレ」に行かされる危惧も。
- つまり新たな隔離と排除のスタートにもなりうる訳で、単に喜んでいればいいという訳でも無さそう。
- 私の個人の希望としては、トイレの男女別を無くし、全てのトイレを性別不問にすることが理想的で、望ましいです。「同性だから安心できる」「異性だから緊張する」という感悪を無くしたい(皆がそう思わない状態がいい)です。
- CNNが「transgender」を「性同一性障害」と誤訳していなかったのは、少しうれしいかも(苦笑)
タイの学校に「性別超越」トイレ 教育省も需要調査
バンコク(AP) タイ北東部シーサゲート県の学校が、女性用でも男性用でもないトイレを新設した。異性の服装の方が自分に合っていると考える生徒がトイレに行くときに、どちらに入るか迷わずに済むよう配慮したという。
この学校は先学期に実施した調査で、生徒2600人のうち200人以上が、自分は性別を超越した「トランスジェンダー」だと答えた。
そこで新学期の5月に、男女の区別をなくしたトイレを新設。半分がブルーの男性、もう半分がピンクの女性をかたどったマークと、異性の服装を身に着ける人を意味する「トランスベスタイト・トイレット」の案内板を付けた。
「こうした生徒たちはじろじろ見られたり笑われたりする心配なく、安心してトイレに行きたいと思っている」と学校長は説明する。
タイの学校や大学ではこうしたトイレのニーズが高まっているといい、北部チェンマイにある学生数1500人の工科大学は2003年、トランスジェンダーの生徒15人のためのトイレ「ピンク・ロータス・バスルーム」を設置した。
タイの地方は保守的な部分も多いが、この学校のような先進的な取り組みは、トランスジェンダーに対する社会の寛容な側面を反映している。
教育次官は最近、トランスジェンダーの学生数を調査すると表明。「大学にトランスジェンダーの生徒がたくさんいて問題があるのなら、その生徒たちのためのトイレや寮の設置を検討する必要があるかもしれない」と語った。
タイではトランスジェンダーがテレビ番組に頻繁に登場するほか、バンコクではさまざまな職業で活躍。トランスジェンダーのミスコンテストも実施されている。
2008.06.18 Web posted at: 20:15 JST Updated - AP
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