ばらいろのウェブログ(その3)

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クィア学会総会で予算案が否決されました


 クィア学会の総会について、Twitterなどでも盛り上がっているようですね。
 規約無視による幹事会の民主主義の破壊行動は、総会では(いくつかの違和感の表明はあったものの)厳しい批判を受けることはありませんでした。幹事会に「お知らせ」を撤回させることはできましたが、私の力及ばず、いかなる謝罪も反省も得られませんでした。
 また、クィア学会の来期予算案は、総会で採決の結果、賛成多数、反対1人で、参加者の総意が得られなかったので、規約通り否決されました。時間がなく、採決に至った議案は予算案だけでした。(これまでクィア学会の総会では、過去の予算案は全て出席者の総意を得て可決してきました。しかし、幹事会の活動報告と決算は、総意を得られず否決されてきました。予算が否決されたのは今回が初めてです。)
 議長のお二人もいろんなご意見をお持ちだったとは思うのですが、議長としての責務を誠実に果たされたことに、敬意と感謝を申し上げます。「議長の仕事は、議案を可決させることではない」と議長が発言せざるを得ない雰囲気が総会にあり、そしてそういった発言をするには勇気を必要とし、またその発言が驚きを持って迎えられる、そんな総会の場だったからです。
 多くの総会参加者が、幹事会の民主主義破壊行為を容認し、それどころか幹事会を擁護する発言が相次いだことを、とても残念に思います。また、特に元現幹事会経験者などが党派的な立ち周りをし、参加者の総意を形成するための努力(意見が異なる者との合意を形成するための努力)を行わなかったことは、厳しく批判されねばなりません。
 また、予算案が否決されたことの主たる原因と責任は、幹事会にあります。総会で可決される内容の予算案を提案することができなかった/出さなかったのが、幹事会だからです。改めて言うことではないと思いますが、クィア学会の組織としての公式かつ正式な立場は、幹事会提案の予算案を否決する、というものです。幹事会は、自身の提案した予算案が総会で否決されたというクィア学会の公式かつ正式な決定に従い、その決定の意味をまじめに受け止めて下さい。なお、規約無視の「お知らせ」を行った幹事には、私は改めて、幹事の辞任を求めます。
 Twitterには後でお返事して行こうと思いますが、とりあえず私が配布した資料を、以下に載せておきます。PDFなどでリンク、そしてその後にテキストで掲載しています。

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