ばらいろのウェブログ(その3)

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明日7/24(土)から 浜野佐知監督映画特集(京都シネマ)


 昨年の関西クィア映画祭でオープニングを飾った映画『百合祭』。
http://kansai-qff.org/2009/works/Yurisai.html
 この映画は、日本だけではなく、世界中の性的少数者の映画祭等でも上映され、受賞した映画です。
 高齢者の性を描いている、という点でもよく話題になる『百合祭』ですが、わたしは、それだけではなく、「レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル」といったようなカテゴリーに過度に依存するのではないかたちで、性愛の自由さと多様さを表現しているという点が、とても好きです。
 その『百合祭』の浜野佐知監督の特集上映が、京都シネマで1週間にわたって開催されます。『百合祭』だけではなく、『第七官界彷徨 -尾崎翠を探して』『こほろぎ嬢』も上映されます。
 また、日替わりでの浜野監督とのトークショーも予定されています。ひびのも、7月26日(月)に出演します。
 あのあまりにパワフルな浜野節を、是非聞きにお越し下さい!

 更に、同じく浜野佐知監督のピンク映画3本も京都・本町館で、ほぼ同時並行して上映されます。タイプのまったく異なる映画館2館の共同企画によって、浜野監督が作ってきた世界を一望するという異例の試みです。


http://d.hatena.ne.jp/hamanosachi/20100709

浜野佐知監督映画特集(京都シネマ

http://www.kyotocinema.jp/sachi-hamano/
http://www.kyotocinema.jp/schedule/index.html

 デビューから30年、監督作品その数じつに300本!
 「相手が男なら、私も戦い甲斐があった。
  コンチクショー!負けるもんか」


日程:2010年7月24日(土)―7月30日(金)
会場 京都シネマ
   京都市下京区烏丸通四条下る西側
   COCON烏丸3F
料金:当日一般1500円
   大学生以下・シニア・障がい者1000円
   (リピーター割引1000円)


◆連日、午後1時15分と、4時15分に、一般作3本のうちの2本が上映され、その間に連日。日替りゲストを迎えての浜野監督のトークショーが午後3時30分から行なわれます。
http://www.kyotocinema.jp/sachi-hamano/


第七官界彷徨尾崎翠を探して』
 (98年製作を新編集した2010年版。尾崎翠原作)
『百合祭』(01年。桃谷方子原作)
『こほろぎ嬢』(06年。尾崎翠原作)


 7/24(土):森澤夕子(尾崎翠研究者)・山崎邦紀(脚本家)
 7/25(日):土井淑平(尾崎翠フォーラム代表)
 7/26(月):ひびのまこと(関西クィア映画祭代表)
 7/27(火):イダヒロユキ(立命館大学非常勤講師・ジェンダー論)
 7/28(水):太田耕一(関西ピンクリンク代表)
 7/29(木):栗原奈名子(映画監督)
 7/30(金):寺田操(詩人)・山崎邦紀(脚本家)

京都・本町館(ピンク映画館)

日 程:7月23日(金)〜7月29日(木)
入場料:一般1200円・女性&学生1000円
※浜野組2本とヤマザキ組1本を上映。入れ替えなし。

●『隣人妻たちの性狩 しとめたい!』
(エクセス。浜野組。旧題『いじめる人妻たち 淫乱天国』2000年)
出演=黒田詩織 小川真実 彩木瑠名 鏡麗子 篠原さゆり 柳東史 中村和彦

●『やりまくる人妻』
(新東宝。浜野組。旧題『やりたい人妻たち』2003年)
出演=ゆき 鏡麗子 風間今日子 柳東史 なかみつせいじ 平川直大 須藤敦士 兵頭未来洋

●『美尻エクスタシー 白昼の穴快楽』(OP。ヤマザキ組。2010年)
出演=国見奈々 淡島小鞠 里見瑤子 池島ゆたか 荒木太郎 牧村耕次

24日(土)午後1:15〜トークショー
浜野佐知ヤマザキ+太田耕耘キ(関西ピンクリンク代表)
<京都・本町館>
http://homepage3.nifty.com/a-sp/sub1.htm