愛ダホKOBE勉強会
神戸の企画のお知らせです。
タイトルは、ほぼGID学会での発表と同じですが、GID学会では7分しか喋れなかったので、今回は少しは先に進めるかと思います。
愛ダホKOBE勉強会
http://pksp.jp/idaho-kobe/?&m=80&o=9
LGBTという言葉を皆さんは、聞いたことがありますか?Lとはレズビアン、Gとはゲイ、Bとはバイセクシュアル、TとはGID(性同一性障がい者)を含む広義のトランスジェンダーのことをさす言葉で、一般的には、性的少数者やセクシュアルマイノリティと言われている人たちのことを表しています。
この勉強会は、さまざまなセクシュアリティの当事者で、活動をしている方をお招きし、LGBTのコミュニティに向けて、カフェの空間でゆったりお茶やお酒を飲みながら、実際にお話しを聞いたり、意見交換などを通して、自分以外のセクシュアリティの理解を深め、学びの中で心をつなげ豊かになろうという趣旨のもと愛ダホKOBEが企画しています。
また、広く神戸市民の方に向けては、特別勉強会として、公共施設などで講演会として開催しています。
(この両勉強会は、セクシュアリティを問わず、どなたでもご参加出来ます)
「トランスジェンダーではない人」の社会的特権
もしくは、「違い」を豊かさに変えるための知恵について
ひびの まこと(http://barairo.net/)
最近では「LGBT」を看板に掲げた社会運動も増えてきました。しかしその運動の現場に行った時に、その場にいる人々が「トランスジェンダーのことを、実は全然分かっていない」と感じることがよくあります。(もちろんそれは、性的少数者が集まる空間に於いてだけではありません)
確かに、性的少数者が集まる空間では露骨にトランスジェンダーの存在を否定する人は少ないかもしれません。しかし実のところ「トランスジェンダーではない(シスジェンダーである)」ということが持っている社会的な特権について、ほとんど自覚されていないように思えます。単に看板に「LGBT」と掲げればいい訳ではないのです。
では、「私たち」は、どうすればいいのでしょうか。
性別のあり方が典型的ではない人達、外見や身体の様々なレベルの性別が単純ではなく多様性がある人達、つまりトランスジェンダーの人達が、典型的で単純な性別しか持たない人達と「対等に」扱われている社会とは、そもそも、どういうものでしょうか。社会的な多数派/少数派と公正さという観点から、「トランスジェンダーではない人」の社会的特権について考えてみたいと思います。
それは、利害関係が異なる「みんな」が対等に一緒にいるためには何が必要か、ということを考えるためにも必要なことなのではないかと思います。
2008年度 第1回勉強会
●2008年4月12日(土)Open18時、Start18時30分
●場所 神戸元町「おっくんカフェ」
神戸市中央区北長狭通4-3-23NCS元町ビル2F
(JR元町駅、東改札口隣の鯉川筋西側を北へ、すぐのバス停を過ぎて1階が弁当屋と写真現像のカラーパレットがあるビルの2階)
大きな地図で見る
●TEL0783922628
(電話でのお問い合わせは当日のみ)
●入場無料
(別途ドリンク代金が必要です)