第1回クィア学会における自由報告
11/8-9に広島で開催されるクィア学会第一回研究大会で、報告をします。
クィア・コミュニティー内部にある権力・差別・暴力を隠蔽せずに
「みんな」の運動と空間を作るために必要なことは何か
日時:11月9日 10:00-11:00(Room6201@広島修道大学)
「クィア・コミュニティー内部の差別」として問題化された例では「東京レズビアン&ゲイ・パレード」の名称問題が有名です。しかし組織や権力に関わるトラブルは、他にも多数あります。自分が少し権力を持つと傲慢な振る舞いをする活動家の姿は、残念ながら例外的ではありません。
実は、クィア系の社会運動が顕在化する前から、他の社会運動においても、同様の問題とトラブルが繰り返されていました。先行する運動の失敗とそれを踏まえた新しい取り組み―例えばメキシコのサパティスタ民族解放軍やパレスチナの非暴力直接行動―も参考にしつつ、「みんな」の運動と空間を作るために必要なことは何か、を考えてみます。
今回は、クィア学会を「学者の集まり」ではなく誰でも発言できる場にしたいと思い、研究発表というより活動家としての問題提起を行います。(事例として、関西のパレードの歴史(2000年・2006年)や、T-junction問題などを取り上げる予定)
プログラムはこちら(PDF)
参考リンク:パレスチナの非暴力直接行動/国際連帯運動について
※このところ「恐ろしく多忙」で、全然報告とかできていませんが、また取り急ぎ告知です。