ばらいろのウェブログ(その3)

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選挙権がある人は、明日の選挙で必ず投票しよう!自民・公明・維新・京都党の議員を、一人でも落選させよう!原発の再稼働を止めさせよう!

 安倍内閣は、原発の再稼働をすすめ、集団的自衛権など戦争のできる国家を作ろうとしています。沖縄の民意を無視して辺野古での新基地建設を強行し、教科書の記述内容まで介入しています。国会では、一生派遣で働かせられかねない派遣法の改悪や、残業代ゼロ法案まで提案される事態です。従軍慰安婦侵略戦争の加害性を認めないその歴史修正主義は、既に明確な極右政策です。報道機関に対する圧力も問題となっています。
 今度の選挙では、安倍内閣や政権与党(自民党公明党)に対して明確に「不支持」の表明をすること、つまり自公(や維新)の議員を一人でも落選させることがとても重要だと思います。

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「わたしたち」のレイシズムークィア/セクマイ/LGBT運動の未来【12/7(日)午前10時@クィア学会】


今年のクィア学会第7回研究大会が、12/6(土)7(日)と、名古屋の中京大学で開催されます。そこで、以下の報告や映画の上映を行います。お時間ある方はぜひお越し下さい。

「わたしたち」のレイシズムクィア/セクマイ/LGBT運動の未来(個人報告)

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名古屋で12/6土曜に映画『R/EVOLVE-結婚と平等とピンクマネー』の上映があるよ!


●12月6日(土)9:30〜11:30
中京大学 5号館 532教室
JR名古屋駅から市営地下鉄(東山線経由・伏見で鶴舞線乗換)で八事駅下車 5番出口 (JR名古屋駅から約30分)
クィア学会第7回研究大会と同時開催の企画です。

映画『R/EVOLVE-結婚と平等とピンクマネー』

監督:billie rain|2013|米国|85分
音声:英語|字幕:日本語|English with Japanese subtitles
 同性婚が法律で認められれば全て上手く行くはず。リンカーンと婚約したばかりのルーカスはそう思っていた。企業のイメージアップのために同性婚キャンペーンを計画したビッグコープ社。やはりモデルはイケメン白人ゲイか、それとも…その広告を任されたリンカーンは、クィアなヒッチハイカー・ラクーンと出会い、保守的な会社とは相容れない自身の思いに気付く。結婚の平等とは何か。その代償は何なのか。同性婚が話題の米国から、レイシズムやお金問題も考えられる、楽しくてためになるエンターテイメント映画です。関西クィア映画祭2013上映作品。
http://kansai-qff.org/2013/program/revolve/

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「わたしはレズビアンだ」から「女性が好きな女性なのに『わたしはレズビアンだ』と名乗れないのは本人にプライド(誇り)が足りないからだ」までの距離


 百合魔王オッシー @herfinalchapter さんが、関西クィア映画祭公開質問状を出したみたいです。
その質問状の内容ですが、部分的に「それは言い過ぎ」な点を含んでいるものの、中心となる批判点は適切な批判だと思いました。(ただし公開質問状(2)では、かなり妄想全開な様子です(>_<))

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「多様性」の可能性と罠 ー性的マイノリティーの運動現場からー(11/13木曜・神戸市看護大学)

神戸市看護大学に講演に呼んで頂けることになりました。
神戸市看護大学には、以前一度だけクィア学会が開催されたときに行ったことがありますが、本当に夢のようにおしゃれな校舎のある大学です!
講演は平日ですが、学生でなくても誰でも参加できるとのことで、お時間のある方お越し下さい。

「多様性」の可能性と罠 ー性的マイノリティーの運動現場からー



要旨
日本のLGBT運動の中にも、女性差別やトランス差別や日本人中心主義があります。同性婚 や同性パートナーシップがLGBT運動の象徴として話題になる陰で、不可視化されているも のは何でしょう。多くの人々を戦争で殺している米国やイスラエルの政府が、なぜLGBT運動 を積極的に支援するのでしょうか。性的マイノリティーに「LGBTとしてのカムアウト」を強い る社会的カラクリを問うことが、私たちには出来ているでしょうか。
関西クィア映画祭や各地のプライドパレードなど、性的マイノリティーの社会運動に積極的 に関わってきた経験から、「多様性を尊重すること」の可能性と罠について、問題提起します。
(上の画像をクリックするとPDF版のチラシ

関西レインボーフェスタで「天皇制社会日本に抵抗するクィア有志」としてブースを出し、米国領事館の人に『NO U.S. BASES in OKINAWA or KYOTANGO』『沖縄にも京丹後にも どこにも 米軍基地いらない』ののぼりを見せて抗議しました


 この前の土曜日は大阪の扇町公園関西レインボーフェスタがありました。そこで、「天皇制社会日本に抵抗するクィア有志」としてブースを出し、展示を行い、ビラを配りました。黒くて大きなバナーはフェスタ会場でも、そしてパレードの時もとても目立っていて気持ちよかったです♪また実は、ブースではのんびり寝ていられると予定していたのですが、当日はそうならず、何人もの人達がブースを訪れてくれて、展示を読み、また意見交換することが出来ました。とても充実した一日でした。
 やっぱり、フェスタで沖縄のこと・基地問題を取り上げることについて「そんなこと、ここでやることか?」と思っている人もいて、丁寧に議論できたのは収穫です。私自身も、より一層言語化が進みました。また同時に、基地問題を取り上げていることをほんとうにうれしいと思って来てくれた人もいて、フェスタみたいな場、セクマイ関連の集まりで言い出しにくいことがあること、暗黙のタブーがあることを可視化する効果が実際にあったようにも思いました。


 また、今年は初めて関西でも、米国領事館関係者がステージに登壇してのスピーチがありました(去年は、リネハン領事、米国政府機関一時閉鎖のあおりを受けてーという理由でー登壇はなかったんです)。そこで、写真のような大きなのぼりを掲げて、抗議しました。前から言っていますが、辺野古や高江、京丹後での現地での闘いも不可欠ですが、それだけでは一時的に工事を止めるのが精一杯で、そういう現地闘争の一方で、他の様々な場所で、1人1人が「米軍基地いらない」の声をちゃんとあげていくことが、絶対に必要です。それを、各自が、各自に自分の場所ですべきなんです。そういう強い思いがあり、大きなのぼりになりました。
 米軍基地問題は、実は日本政府こそが新基地建設を進めているという面もあり、米国政府にだけ抗議しても不十分ではあります。でもやはり、実際に目の前に米国政府の代理人がいたとき、米軍基地の抗議をしないことこそ、無責任だとの思いからの行動になりました。こういった行動を見て、米軍基地問題を考え始めてくれる人が一人でも増えることを願っています。

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