「東京プライドパレード」が延期
だそうです。
「主に理事会と実行委員会間でパレードの運営方法やその体制に関わる議論が定まらず」というのが具体的にどういう争点・論点についてなのか、とても興味がありますが、具体的には書かれていないので、分かりません。どんな対立があって、どんな議論があって、その結果がこうなった、というのが分かれば、いろんな対立もコミュニティーの財産として今後に生かせるのですが。もし可能であるのなら、うわさのような形ではなく、公的に公表してもらえると嬉しいなぁ。
あと、以下の文章は「プライド理事会」のものだけど、対立があったとされるもう一方の当事者である「パレード実行委員会」としての見解の表明もあるといいのにね。
第7回東京プライドパレード開催延期についてのお詫びとお知らせ
東京プライド理事会は、2008年8月9日(土)に予定していた第7回東京プライドパレードの開催を来年5月まで延期し、同パレード実行委員会を解散することを決定いたしました。
本年のパレード実施に向け、ご協力をいただいた皆様の信頼を損ねる結果となったことに、謹んでお詫びしたく、お知らせ申し上げます。
【延期に至った経緯】
東京プライドでは、会員ならびにパレード参加者の皆さま、スポンサーの皆さま、行政のご担当者など、多くの方々のご理解とご協力により、盛況のうちに第6回東京プライドパレード(旧名称 東京レズビアン&ゲイパレード)を開催することができました。
このような実績を踏まえて、東京プライド理事会では第7回東京プライドパレードの実行委員を完全公募制とすることを決定し、応募者から14名を実行委員として選任の上、昨年12月から、パレード実施に向けた準備を行なって参りました。しかしながら本年4月までの間に、主に理事会と実行委員会間でパレードの運営方法やその体制に関わる議論が定まらず、パレードの準備に遅れが生じました。
理事会では、パレード実施の責任を担う担当理事数名と実行委員との組織的な一体化などを含む改善策を提案し、実行委員会からはこれに対し肯定的な回答が得られましたが、一方で、実行委員3名の退任、パレード担当理事1名の辞意表明による実行力の低下が新たな課題となっていました。
さらに、2007年までのパレード実施において、行政との交渉や業務全体の統括など多くの責務を担ってきた東京プライド代表理事が健康上の理由などから辞任する事態となり、去る4月28日の理事会において、本年8月のパレード開催は困難であると判断するに至りました。
【今後の対応】
東京プライド理事会では、このような事態に至った経緯を深く反省するとともに、次回のパレード実施を2009年5月23日(土)と定め、これに向けたパレード実行体制の再検討を進める予定です。
なお、今年5月に発行を予定していた「ガイドブック」につきましては、パレードの延期に合わせて発行時期を変更する方向で、スポンサーの皆さまにお詫びとご相談を差し上げたく存じます。
以上につきまして、関係各位に深くお詫びを申し上げるとともに、誠に恐縮ではございますが、今後のご理解とご協力を賜りたく、お願い申し上げます。
2008年4月30日
東京プライド理事会
野宮亜紀(副代表) 永易至文(事務局長) 赤杉康伸 おかべよしひろ
高橋長久 新妻千明 森村明生 山縣真矢