ばらいろのウェブログ(その3)

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【5/15】「パレード」上映会(神戸・三宮)


ゲイ男性の人がたくさん来るといいな、という意図で、「主人公がレズビアンであること」を敢えて明記せず、また「ゲイ・パレード」の呼称のママで広報をする、という選択を、主催者の「LGBTプライド甲子園」が行い、関西クィア映画祭がそれに協賛する、という形式をとりました。さて、どうでるか(笑)

「多様な性にYES!の日、愛ダホ記念企画
神戸まつり/おまつりパレード前夜上映会
http://pksp.jp/lgbt-koshien/?&o=7

●上映作品●

【パレード】
原題/La Parade〜notre histoire〜
2001年スイス/フランス語/日本語字幕/監督・Lionel Baier/上映時間/81分



スイスの片田舎で【ゲイパレード】を実現する過程を記録したドキュメンタリー作品。
パレードに反対する町議会や保守的な市民団体、当事者であるはずの地元ゲイコミュニティーからの反発、パレードのあり方に批判的な都会の活動家などのインタビューを交え、様々な問題を抱えながら、当日を迎える小さな街のパレード主催者にスポットをあてた感動実話。
「進んでいる」ように見えるヨーロッパでも、大都会以外では、日本と変わらない現実がある。
ラストシーン、レインボーフラッグが踊る明るいパレードとは対照的に、地方に根強く残るホモフォビア(homophobia=同性愛にたいする嫌悪感、恐怖症)のこと、LGBT(※注1)のプライドパレード(※注2)における当事者間の問題など、さまざまに考えることが出来る作品です。

●座談会●

【わたしの街にゲイパレードは必要なの?】
〜市民祭参加型LGBTパレードから見えてきた、地方でも出来ること、地方だから出来ること〜
トーク15分、座談会30分(予定)
※この座談会のタイトルなど、今回の上映会では、意図的に【ゲイパレード】ということばを使用していますこと、ご了承下さい。


5月17日の【IDAHO】(※注3)に向けて、また2006年、日本で初めて市民祭参加型のLGBTのパレードを実現した、神戸まつり/おまつりパレードの前夜に、上映会と座談会を持ちたいと思います。皆さまふるって、ご参加下さい。


(※注1)レズビアン(L)ゲイ(G)バイセクシュアル(B)性同一性障がいを含むトランスジェンダー(T)の頭文字を合わせた性的少数者らのこと。
(※注2)様々なセクシュアリティ性的指向/性自認)の人たちが、自分たちの生の尊厳と、性の多様性を分かりあえる社会の実現のために、華やかにパレードをすること。プライドの他に性の多様性を表すレインボー(虹色)が使われることもある。


●5月15日(土)
18:00開場/18:30開演予定〜21:00終演予定
●神戸市勤労会館2F多目的ホール
神戸市中央区雲井通り5丁目1番2号
(JR、阪急、阪神、各三宮駅より東へ徒歩5分。ダイエー三宮店、サンパル、神戸市中央区役所隣)
●参加費
一般/1500円 学生/1000円 他割引あり
●主催/LGBTプライド甲子園 後援/神戸市
 協賛/関西クィア映画祭/やっぱ愛ダホ!idaho-net
 協力/神戸市保健所/西宮市保健所/エイズとともに生きるBASE KOBE/関西レインボーパレード/他、西宮市、神戸市のLGBTにフレンドリーな店舗
http://pksp.jp/lgbt-koshien/
http://yappaidaho.blog.shinobi.jp/Entry/66/
http://blog.livedoor.jp/kansai_qff/archives/51770218.html

※神戸で上映する「パレード」は、数年前に全国各地で上映された作品で、今回は本当に久しぶりの上映です。