おそいひと
映画「おそいひと」というのが公開されます。知人より宣伝が来たので、紹介です。
映画については見ていないので、何とも言いようがないのですが、以下の主演者インタビューを読んでみると、一度見てもいいかなという印象も持ちました。「いい人」「かわいそうだけど、けなげにがんばる人」という障害者役割を演じていないという点では面白いかも。でもしかし、「障害者役割を演じていない」というのもまた、アングラ文化圏や反体制運動の中によくありがちな「裏返しの障害者役割」ですな。
ここまで来ると、ホントは映画を見ないと何にも言えない感じですが、一応ご紹介まで。
あと一応、私は「死刑廃止論者」なので、そういった文脈からも見れるとは思うんだけど(どんなに極悪な犯罪をした人に対してでも、国家が死刑という形で殺人を行うのには私は反対です)、う〜ん、この何というか、マッチョな男オトコした感じというか、男文化という感じというか、そういう感じがそれとなく漂って来るけど、その点はどうもあまり好きになれない(苦笑)
脳性マヒの殺人鬼 ― 『おそいひと』主演・住田雅清インタビュー
5/6(火)に大阪で上映とトークがあるらしいです。
(私は別の会議があるので,行けませんが…)